冬は冬眠させた方が良いか

2017年も11月に突入し、とうとう冬がやって来ます。金魚を飼育している時に、冬を初めて迎える時は、冬はどうしたら良いか?水温が日に日に下がって行くけど、どうしたら良いのか?今回は、気になる冬眠について紹介します。

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冬は冬眠?それともヒーター??

冬が来ると室内でも水温が日に日に下がって行きます。水温が下がって行くと金魚は寒さで死んでしまうのか?という疑問が生まれます。

金魚は水温が下がり、水槽全体が凍らなければ死ぬことはありません。また、10℃より水温が低くなるとエサも食べず、冬眠状態になります。

金魚は冬眠し、越冬することができるため水温が下がっても問題ありません。ただし、水槽で室内で金魚を飼育している方は、注意することがあります。

まず最初の分かれ道は、

・冬眠させる

・ヒーターを使い水温を暖かいまま保ち、過ごす

という選択肢が発生します。

冬眠させるを選んだ場合

冬眠を選択した場合、どうしたら良いのでしょうか?

冬眠を選択する前に、冬眠が選択出来る環境にいるかどうかを確認しましょう。冬眠させるためには、これらの条件を満たしている必要があります。

・水温が常に10℃以下で凍結しない環境にある

水温が10℃以下にならないと金魚は冬眠状態になりません。そのため、安定して10℃以下にならない環境の場合は、冬眠はできません。合わせて、全面凍結してしまう環境だと金魚は死んでしまうため、冬眠ができません。

・水温の変動が高い

日中で水温の変化が大きい場合は、冬眠させるよりヒーターで水温を一定に保ってあげた方が良いです。水温が激しく変動すると金魚が不調になります。

この2つの条件を満たしている場合は、冬眠させることができます。

さて、冬眠出来る環境にいて、冬眠させる選択をした場合、準備することを紹介します。

冬眠をさせる場合、

・エサはあげない

・水は交換しない

たったこれだけです。ただし、体力がない金魚は死んでしまう可能性もあるので、世話をしなくて言い分、危険な場合もありますので、ご注意ください。ほぼほぼ死んでしまうことはありませんが・・・

ヒーターを入れて冬眠させない場合


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ヒーターを使って冬眠をさせない場合は、普通の管理方法と同じで構いません。エサも普通にあげ、いつも通り、水換えもします。

その中で、注意してほしいことがあります。

・水換え時の水温に注意

冬の時、水換えを行うと変える水が冷たい場合がよくあります。いつもと同じように汲み置きした水を一気に入れると水温が大幅に変化してしまいますので、注意してください。


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汲み置きしておき、事前にヒーターで加温しておくと良いでしょう。もしくは、お湯を入れて水温を調整し、カルキ抜きでカルキを抜いた水を使ってください。

参考記事:水換えが一番大事なこと問題

・水換え時にヒーターを空焚きしない

水換えをしている時にヒーターが水から出ているにも関わらず、長時間放置しないでください。特に、ヒーターとサーモスタッドが離れているアイテムを使用している方は要注意です。

サーモスタッドは水面に入っていて、ヒーターは水面から出ている場合は、ヒーターが常に通電してしまいますので、空焚きの危険性が増します。サーモスタッドと一体化しているものは、安全装置がついていたりしますが、注意はしてください。

水換え時には水から出ない位置にヒーターを設置しておくか、電源コードを抜いてから行ってください。

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まとめ 冬眠させても、させなくても良い

金魚はもともと冬眠出来る体質なので、冬眠させても良いです。水温が安定するのであれば冬眠させてしまった方が、良いです。

ただ、水温が安定しなかったり、常に金魚が泳いでいてほしい場合はヒーターを使って保温してください。

冬眠時は、エサやりと水換えは不要です。

ヒーターを使う場合は、空焚きと水換え時の水温に注意してください。

早く春が来ると良いですね。

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