ろ過フィルターに光触媒って・・・

大手アクアリウムメーカーでもあるニッソーに光触媒が使用されている投げ込み式フィルターがあることを知りました。家の壁などに光触媒が使用されているのは聞いたことありますが、ろ過フィルターに光触媒が使用されているのは初めて聞いたので、紹介します。

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ニッソーの光浄水シリーズ

アクアリウムをやっている人ならご存知の方も多い、大手アクアリウムメーカーのニッソーの商品に光触媒を使用したアイテムがあります。

ニッソーは2007年に株式会社マルカンに吸収合併されて、正式には株式会社マルカン ニッソーです。昔からあるアクアリウムメーカーで、僕も上部フィルターのろ材にニッソーのろ材を使っています。

そんなニッソーですが、いろいろなアクアリムグッズがある中で光触媒を利用したアイテムがあります。

<ニッソーのHPより引用>

光浄水シリーズという光触媒を使用して浄水をするアイテムがあります。

光触媒とは?

まず光触媒とは、なんなんでしょう。

家の外壁に使われたりして、最近では認知度が高い物質になってきているのではないでしょうか。

光触媒とは、光を使って化学反応を促す物質です。光化学反応とも呼ばれる光触媒作用を利用します。

触媒作用とは化学反応を促す作用で、wikiの言葉を引用すると

通常の触媒プロセスでは困難な化学反応を常温で引き起こしたり、また化学物質自由エネルギーを増加させる反応を起こす場合がある。

<wikipediaより引用>

僕と光触媒の出会いは約10年以上前の大学入試時代です。ここからは思い出の振り返りなので、興味のない方は次項へお進みください。)

大学入試もいろいろな方法があり、センター試験など筆記試験をベースとする一般入試と面接をベースとする推薦入試があります。

僕は、推薦入試を使っていくつかの大学を受験しました。化学を先行したかった僕は、何か化学を勉強したいことをアピールできる題材はないか?と探していました。

そんな時に光触媒と出会って、いろいろと調べました。大学時代は無機材料関係の勉強を主としたため、深くはわかりませんが、いろいろと調べて興味を持った物質でもあります。(酸化チタンだったかな?)

光の力で汚れを落としやすくしたり、空気を浄化したりすごいな〜と思っていました。

そんな昔話はさておき、ニッソーの光触媒を使ったろ過フィルターの紹介を進めます。

光触媒で水を綺麗にする

ニッソーから販売されている光触媒を利用したアイテムはいくつかあります。


ニッソー ロカパルS 光浄水スパイラルパイプセット

みなさんご存知のニッソーの投げ込み式フィルター ロカパルに光触媒が塗布されたスパイラルパイプが付属したろ過フィルターです。

ロカパル自体は普通の投げ込み式フィルターです。

そこに光触媒を塗布した螺旋階段のようなものが中に入ったパイプがつきます。このパイプに水が通り、光が300ルクス当たることで水が浄化(コケやアオコの発生を抑制)されていきます。

300ルクスというと大体家の中の明るさぐらいでしょうか。普通の環境下で十分効果を発揮するということですね。


ニッソー コンパクトパワーフィルター L

他には、吸着ろ材と一緒になったパイプ状のろ過フィルターです。光触媒がついたパイプと吸着ろ材が入ったろ過槽を持っています。

電動ポンプを駆動としているため、ぶくぶくより強力に動きますが吸着ろ材と光触媒なので、通常のような浄水パワーは備えていません。

光触媒自体は、溶け出すような物質ではないので魚に直接的に害を与えると考えにくいです。なので、直近では問題は出てこないでしょう。

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まとめ 化学の進歩はアクアリウムにも影響を及ぼす

科学・化学の進歩があることで、いろいろなことが便利になっています。

そんな日々の進歩があることで、嗜好品でもあるアクアリウムグッズが便利になっていきます。

いろいろな商品が出てくると面白いですね。こんな便利な機能が、こんな便利な作用がなどなど。どうかな〜と思うものもありますが、よく考えるよなと関心するところもあります。

面白い商品が出てくることで、業界の好不調がわかるような気がします。こういった、面白い商品がどんどん出てくればいいなと思います。

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