外掛けフィルターって実際どうなの?

外掛けフィルターがついている水槽があります。特に小さい水槽では外掛けフィルターがセットになっていることが多いです。ネットでは外掛けフィルターの評判はあまりよくありません。本当に外掛けフィルターはよくないのでしょうか?今回は、外掛けフィルターを紹介します。

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外掛けフィルターとは?


テトラ オートワンタッチフィルター AT-60 水槽用外掛式フィルター

外掛けフィルターは、水槽にかけるタイプのフィルターです。水槽の外に掛けるから外掛けフィルターと呼ばれています。


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テトラの外掛けフィルター用のフィルターには、ウールマットの袋に活性炭が入っています。


GEX 簡単ラクラクフィルター スポンジカセットWパワー L ジェックス 

GEXも同じようにウールマットと活性炭の混合タイプが主ですが、粗目マットのタイプも取り付けることができます。

どちらにも共通して言えることは、ウールマットや粗目マットという、世間では物理ろ過として使われ、使い捨てのろ材として使われることの多いろ材ということです。僕は、ウールマットも粗目マットも使い方によっては、コスパも性能も良いろ材だとオススメしてます。

参考記事:ウールマットは必須!繰り返す ウールマットは必須!!

参考記事:上部フィルターの粗めマット不要説に異論を唱えます

外掛けフィルターのろ材には活性炭がついている

僕が紹介している粗めマットやウールマットの使い方は、上部フィルターや外部フィルターだからこそできる方法でもあります。なぜなら、外掛けフィルターのろ材は活性炭が入っているからです。活性炭は、一定期間を超えると効き目がなくなるばかりか、逆効果となることがあります。

参考記事:間違えてはいけない活性炭の使い方

ウールマットに生物ろ過をさせたくても強制的にろ材を交換しなければなりません。それでは、生物ろ過としてろ材を組み立てることができず、物理ろ過として使うことができません。そのため、水槽を安定化させることができません。(テトラのろ材は工夫すると活性炭を取り除くことができますが・・・)

やっぱり、外掛けフィルターは使えないじゃん!となりますが、世間には賢い人がいて、外掛けフィルターにもリングろ材をいれりゃーいいじゃん!と改造をする人がいるのです。

ネットが普及し始めて、いろいろな情報がネットに流れ始めた頃、僕も外掛けフィルターの改造とリングろ材を使う方法を知りました。もちろん、試して見ますよね。これもアクアリストのあるあるだと思いますが、リングろ材は腐る程持っているという特性から、すぐに試せる環境にあったのです。

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改造した外掛けフィルターを使った結果 大成功!!

金魚水槽ではないんですが、改造した外掛けフィルターだけで水槽を立ち上げた水槽の写真です。テトラの外掛けフィルターが写っていますよね?水草を入れすぎて、他のフィルターを入れる場所がなかったため、外掛けフィルターを使っています。

水草もしっかり育ち、ネオンテトラやエンゼルフィッシュも大きく育ちました。水槽も安定化して、すごく良い水槽が出来上がりました。

ネットで上がっている外掛けフィルターの改造方法は、プラ板など使って水の流れ方を制御してとか面倒ですが、この水槽は、通常の外掛けフィルターのろ材の後ろにリングろ材をたくさん入れただけです。

GEXの外掛けフィルター用のろ材は活性炭を取り除けないので、テトラの外掛けフィルターを使わないといけません


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改造と言うほどのものではなく、リングろ材を入れただけの外掛けフィルターでも効果があることが検証してわかりました。

まとめ 外掛けフィルターも使い方次第で化ける

外掛けフィルターも生物濾過ができる機構を整えてあげれば、ネットで酷評されているようなろ過フィルターではないと言えます。

基本的に、外部フィルターも上部フィルターも同じようなろ材構成にしてあげれば良いということです。僕の推奨するろ材の構成は、給水側からウールマット→リングろ材→粗めマットです。

参考記事:上部フィルターのろ材の最強な組み合わせはこれだ!

他にも水作のSPFと組み合わせて二台体制のろ過システムにするなどすれば、安くて機能的なろ過システムにもなります。

参考記事:水作のろ過フィルターの魅力を説く

外掛けフィルターを使っている方は、改造を考えて見てはいかがでしょうか?

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