以前より、僕のブログではウールマットは効率的に、かつ、ろ過性能も高いろ材として紹介しています。繰り返しになりますが、ウールマットの魅力と使い倒す方法を紹介します。(記事を一から書き直しています。https://kingyo.tanosala.com/102.html)
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ウールマットの役割
ろ過フィルターを買うと必ずと言っていいほど付属しているろ材といえば、ウールマットです。コストも安く、ゴミを濾しとる物理ろ過をするろ材としてもかなり有名です。
そんなウールマットは、どんな役割を果たすろ材なんでしょうか?
ウールマットを簡単にいうと綿の塊です。綿と綿の間をゴミを含んだ水が通る際にゴミが綿に付着することで、ウールマットを通った水が綺麗になっていきます。
俗に言う物理ろ過をするのがウールマットの大きな役割です。
以前、僕が紹介している粗目マットは、物理ろ過も生物濾過も期待できますが、ウールマットは目詰まりを起こしやすいため、なかなか生物濾過は難しいです。
なぜ、生物濾過が難しいと言うと、バクテリアは水で洗うとろ材から取れてしまったり、死んでしまったりします。
そのため、目詰まりのたびに洗う必要のあるウールマットは、なかなか安定して生物濾過を行うことは難しいです。
水槽を安定的に維持するには、バクテリアをしっかりと定着させる必要があります。ただ、ウールマットは生物濾過に不向きだと言いました。じゃあ、どんなところ点がろ過に必須なろ材だと言えるんでしょうか?
ウールマットの能力を最大限に広げる方法
生物濾過に向かないウールマットをどのように使うと良いのでしょうか?
物理ろ過一本で使うこと
で、ウールマットの能力を最大限に広げることができます。物理ろ過は、水槽を綺麗に保つため、なるべく洗いたくない生物濾過をするリングろ材をより綺麗に保つため、必須なろ過方法です。
でも、ウールマットは普通に使っていてはダメなんです!!
ウールマットといえば、2回ぐらい洗って、へたってきたら捨てて新しいのに変えるという使い方が一般的です。ウールマットは価格がとてもやすいため、使い捨てで使うことがもっとも効率の良い使い方とされています。
また、より効率的な使い方として、より安いウールマットを洗わずに毎回新しいものと入れ替えると洗う手間も省けて、常に新しいろ材にするから、効率的!
と、ネットで紹介されています。確かにこの方法も効率的で良いのですが、僕の推奨する方法は違います。
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ウールマットは厚手を繰り返し使う!
ウールマットは、安いものを使い捨てのように使うことがより良い使い方と言われていますが、僕はこの方法よりもろ過能力を最大限に引き出し、かつローコストな方法を推奨しています。どんな方法かと言うと
厚手のウールマットを繰り返し洗って使う!
という方法です。昔は、薄手であろうが洗って何度も洗って使いまわしていました。ただ、昔はどこのウールマットも薄手であったため、すぐにへたってしまって、洗うたびに薄くなり、何度も使うことができませんでした。
そのため、ウールマットは何度も洗い使い回すよりも使い捨ての方が良いと言われるようになりました。
ただ、最近では、厚手のウールマットが販売されているため、厚手のウールマットを使い回すことで、何度も使えてローコストです。
ウールマットは、何度も洗うことで繊維が切れたりささくれのように毛羽立つことで、よりゴミをからみ取りやすくなります。
毛羽立つとゴミが繊維に突き刺さり、ゴミが引っかかりやすいと言うことは容易に想像できると思います。
ウールマットは何度も使うことで、ゴミをキャッチしやすくなります。また、厚手のウールマットを使うことで、へたることなく何度も使うことが可能になります。
ウールマットは目詰まりする前にガシガシ洗って、どんどん毛羽立たせてあげてください。毛羽立ったウールマットを使うことで、より効率的な物理ろ過をするようになります。
薄手のウールマット v.s. 厚手のウールマット 比較検証
安い薄手のウールマットと高い厚手のウールマットを比較してみましょう。写真の通り、安いウールマットと高いウールマットは枚数は同じなので、単純に値段の違いだけで比較できます。
安いウールマットが6枚で200円。対して高いウールマットは6枚で400円です。高い厚手のウールマットの値段は安い薄手のウールマットの倍です。
安いウールマットの使い方
・1回使ったら廃棄する
高いウールマットの使い方
・3回まで洗って使う
と過程した時、高いウールマットを新しくする前に安いウールマットは3枚取り替えることになります。高いウールマットが1袋分の6枚使うまでに、安いウールマットは3袋の計18枚使います。ということは、高いウールマットを使うと、実質200円の徳をすることになります。
まとめ 厚手のウールマットを繰り返し使おう!
値段の差でもはっきりとわかるように、厚手のウールマットを使い回す方が、よりコストを安くすることができます。また、ウールマットの繊維が毛羽立つことでより、物理ろ過の効果を高めます。
ウールマットは使えないと言われることはたたありますが、使い方次第です。こんなにコストパフォーマンスのよいろ材はないと思います。
生物ろ過は苦手ですが、物理ろ過を行うのであれば、ウールマットが最強です。
薄手のウールマット使っているあなた!今すぐ厚手のウールマットにしないと、コストの面でもろ過能力の面でも損してますよ。
すぐに厚手のウールマットに変えて、金魚の飼育環境をより良いものにしましょう!!
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