上部フィルターのろ材の最強な組み合わせはこれだ!

(内容更新:18/07/15)

上部フィルターは高いろ過能力を持っていますが、入れるろ材によってろ過能力に大きな差があります。上部フィルターのろ過能力を最大限に引き出す事ができる最強のろ材の組み合わせを紹介します。

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上部フィルターのろ過能力について

上部フィルターは高いろ過能力を持っていますと言いましたが、なぜ、高いろ過能力を持っているのでしょうか?

・ろ材を入れるスペースが大きい

・酸素を取り込みながらろ過できる

この2点が挙げられます。

ろ材を入れるスペースが大きい

ろ過能力に直接影響するのが、ろ材を入れるスペースの大きさです。ろ材を入れるスペースが大きければ大きいほど、ろ過能力が高くなります。

上部フィルターは水槽の上部半分程度を使用していて、他のろ過フィルターに比べてろ材を入れるスペースが大きいです。そのため、ろ過能力が高いです。

酸素を取り込みながらろ過できる

酸素を取り込みながらろ過できると何が良いかと言うと、酸素を取り込む事で生物ろ過能力が向上するからです。

生物ろ過はバクテリアという生物がろ過を行なっていますが、このバクテリアは活動するのに酸素を必要とします。また、バクテリアはろ材に住み着くため、より効率的にバクテリアを活動させるにはろ材の近くの酸素量を増やしてあげる必要があります。

写真のように上部フィルターは水を組み上げて、ろ材の上に水を落とします。この水を落とす時に酸素が水に溶け込み、ろ過能力を向上させているのです。

ただ、上部フィルターに付属しているろ材は、必要最低限レベルのろ材です。

付属品をそのまま使っているだけでは、高いろ過能力を引き出せていません。

上部フィルターの高いろ過能力を最大限に引き出すためのろ材を紹介します。

生物濾過に外せないのがリングろ材

リングろ材は生物ろ過を行うバクテリアの本拠地となる絶対に欠かせないろ材です

リングろ材はその名の通り、リング状になっているろ材です。ガラス材や陶器、竹炭を使ったものがあります。どんな材料で作られているか?は、値段の差に直結しますが、寿命にも直結します。

ろ材の表面積が大きければ大きいほどバクテリアが住める面積が多くなります。リングろ材の表面は、目に見えない大きさの穴がボコボコ空いています。たくさん穴がある事でバクテリアがたくさん済むことができます。

リングろ材は高いですが、高ければ良いというわけでもありません。僕は、表面がよりザラザラしているものであればOK!としています。この条件に合うものの中ではこれが安くで良いです。


高品質ろ過材 グラスリング α(アルファ)Mサイズ 2Kg(1Kg×2袋)(約4L)リング状ろ材

ろ過にはウールマットが必要不可欠!!

ウールマットは、水中のゴミ(金魚のフンなど)をキャッチして水を綺麗にしてくれます

ゴミをキャッチしてろ過することを物理ろ過と言います。(物理的にゴミをキャッチして水をろ過するから物理ろ過です。)リングろ材の生物ろ過能力を長期間発揮させるためには、リングろ材の前に物理ろ過をしっかりとやり終えている必要があります。

生物ろ過を行う前に物理ろ過をきちんと行なって置くことで、生物ろ過をするリングろ材にゴミが届きにくくなります。そうすると、リングろ材にゴミがつまる事がなくなるので、長期間安定したろ過能力を保つことができます。

ウールマットは何度も洗って使いまわした方が良い

ウールマットは基本的に物理ろ過を行うろ材です。どれだけゴミをこし取れるか!というのがウールマットにとって重要な性能です。

  V.S. 

ウールマットは目が細かく、すぐに目詰まりを起こします。

目詰まりをすぐに起こすので、こまめに洗う必要があります。洗うと生物ろ過を行うバクテリアは死んでしまいます。そのため、ウールマットに生物ろ過に使うことはできません。

こまめに洗う必要のあるウールマットですが、洗う時にコツがあります。

ウールマットを洗う時、雑巾を洗うようにゴシゴシと揉み洗いして汚れを綺麗にもみ洗いすることで、ウールマットの繊維が切れたり、絡み合ったりします。

キレた繊維は先端が鋭利な状態となり、ゴミに突き刺さりゴミをキャッチしやすくなります。絡み合った繊維は、絡み合った部分でゴミをキャッチしやすくなります。

ウールマットは洗うたびに繊維がキレたり絡まったりするため、どんどん性能が向上していきます。ウールマットを繰り返し洗って使うことで、性能が向上するのに、使い捨てにするのはもったいないです。

ウールマットを洗う時のコツ
ウールマットを洗う時は、どうやっていますか?ウールマットを洗う時にちょっとした工夫をするとより綺麗になり、長期間使うことができるようになります。 ウールマットは使いようによっては...

長く使うためにはこのウールマットがオススメです。


ジェックス パワーマット 徳用6枚入り

生物ろ過も物理ろ過もできる粗めマットを有効活用

粗めマットは、ウールマットのような物理ろ過とリングろ材のような生物ろ過が期待できます。その中でも生物ろ過は、リングろ材よりも早く効果を出す事が期待できます。

粗めマットは、ネット上では不要と言われています。僕はかなり優秀なろ材だと思っていますので、粗めマットの良いところを紹介します。

上部フィルターの粗めマット不要説に異論を唱えます
上部フィルターといえば金魚の飼育にもっとも使われているろ過フィルターですよね。その上部フィルターといえば、粗目マットが付いています。あれは、ろ過フィルターのコストを落とすためのフィルターで基本...

・コストが安い

リングろ材が1Lで¥1,500ぐらいします。対して粗めマットは3枚で¥500です。コストの安さは定評があります。

・バクテリアの定着が早い

リングろ材に比べて水槽の立ち上がり(バクテリアの定着)が早いです。そのため、水槽の立ち上げ直後に効果を発揮してくれます。リングろ材でバクテリアが定着してくれると、リングろ材と粗めマットのダブルの効果が期待できます。

・バクテリアを減らさずにメンテナンスできる

粗めマットは安価であることから、複数枚使用する事が簡単にできます。粗めマットを2つ入れ、交互にメンテナンス(洗う)ことができるため、バクテリアを減らさずにメンテナンスすることができます。

バクテリアを極力減らさずにメンテナンス(洗う)できるので、水質の悪化を避け、メンテナンス直後の金魚の体調悪化を防止する事ができます。

僕は、ローテーションして使えるところが粗めマットの最大のメリットだと考えています。金魚を長生きさせるためには、メンテナンス時のバクテリアの減少を防ぐことは重要です。

粗めマットはホームセンターで売っているプライベートブランドでも構いませんが、僕は昔からあるスドーのハードマットがオススメです。


スドー ハードマット 共通タイプ 3枚入

上部フィルターの最強の組み合わせはこれだ!

ウールマット

粗めマット

リングろ材

粗めマット

この順番で組み合わせると最強の上部フィルターが出来上がります。

僕の環境はこの順番&組み合わせです。メンテナンス、ろ過能力、コスパを考慮して、総合的に判断した結果、この組み合わせが最強の組み合わせです。

①物理ろ過用ウールマット

②次の粗めマットは生物ろ過のバックアップ用です。④の粗めマットを洗った時に代わりに一番下に敷きます。

③生物ろ過用リングろ材

④生物ろ過用粗めマット

粗めマットを2枚体制にする事で粗めマットをローテンションしながら洗えるので、洗浄時のバクテリア減少を抑えることができます。

この組み合わせを行う場合、上部フィルターの容量が足りないと感じる事があります。そんな時の改良方法を紹介します。

ウエット&ドライろ過槽で能力を最大限に引き出す

先ほど紹介したろ材の組み合わせだと、ほとんどの上部フィルターだと手狭だと感じると思います。そんな時に、さらなる改良でよくなります。その方法は、

GEXのウエット&ドライろ過槽を使用する事です。


GEX ウェット&ドライろ過槽 60cm水槽用上部フィルター用

ウエット&ドライろ過槽は、簡単に言うと上部フィルターのろ過槽を増やす事ができるアイテムです。しかも上部フィルターの上に乗せるだけと超お手軽です。

GEXのグランデ600R、グランデカスタム600、デュアルクリーン600、デュアルクリーン600SPを使用している人は、上部ろ過に乗っけるだけで使う事ができます。

そのほかの上部フィルターを使用している人は使用できないため、注意です。


GEX グランデカスタム600 60cm水槽用上部フィルター

グランデカスタム600は、上部フィルターとウエット&ドライろ過槽がセットになったものです。

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まとめ より生物濾過を効率的に行うことがポイント

上部フィルターの最強のろ材の組み合わせを紹介しました。おさらいしておきましょう。

上部フィルターに最適なろ材は

・ウールマット

・粗めマット

・リングろ材

このろ材は、下記の順番でセットすることで、最強のろ材の組み合わせになります。

1)ウールマット

3)粗めマット

4)リングろ材

5)粗めマット

金魚は大食漢なので、水槽の水をどんどんと汚していきます。そんな金魚がいる水槽にはろ過能力の高いかつ、安価な上部フィルターが最も適しているフィルターです。

しかし、上部フィルターに付属しているろ材では高いろ過能力を引き出せていません。

上部フィルターの能力を最大限に引き出すために、紹介したろ材の組み合わせと順番でろ材をセットすることで、最強の上部フィルターを作る事ができます。ぜひ、やってみてください。

紹介したアイテム一覧


高品質ろ過材 グラスリング α(アルファ)Mサイズ 2Kg(1Kg×2袋)(約4L)リング状ろ材


ジェックス パワーマット 徳用6枚入り


スドー ハードマット 共通タイプ 3枚入


GEX ウェット&ドライろ過槽 60cm水槽用上部フィルター用


GEX グランデカスタム600 60cm水槽用上部フィルター

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コメント

  1. azzaro より:

    初めまして~
    上部フィルター常用者ですので大変興味が有ります。
    そこで、フィルターの順番(濾過の理屈)が逆と思うのですが・・・
    一般的には上から粗め → 細目 → (適宜)リング濾材 ではないでしょうか。

    何か特別な訳が有るとしたらお聞きしたいと感じました(^^ よろしくお願いします~

    • おおたわら より:

      azzaro様
      コメントありがとうございます。
      一般的なろ過システムと言うと、粗目→細目→リングろ材です。粗目で大きなゴミを取り除き、細目で細かいゴミを取り除く物理ろ過をします。そしてリングろ材で生物濾過という流れです。
      僕の紹介したろ材の組み合わせは、一般的なろ過システムと役割が異なります。
      一番上の細目で物理ろ過をします。粗目とリングろ材で生物濾過をします。粗目で生物濾過をすることを目的とするため、一般的なろ過システムと順番が異なります。
      粗目を2つ入れるのは、メンテナンスを考慮してます。リングろ材や1つの粗目を洗った時にバクテリアが極端に減ることを防ぐ役割をしています。
      長文になってすみません。こんな感じでございます。
      また、コメントお待ちしております。