ろ材は使い方次第で力を最大限に発揮させることができます。実は、使えないと言われていたろ材も使い方次第でコスパがとっても良いろ材だったりします。そんな隠れた力を最大限に引き出す方法を紹介します。
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ウールマットを何度も洗って使いまわした方が良い!
上部フィルターはこのようにポンプで吸い上げられた水が一番最初にウールマットを通ってろ過されます。最初にどれだけゴミをこし取れるか!というのが性能です。
ウールマットは目が細かく、すぐに目詰まりを起こします。ちょこちょこ洗う必要があります。ちょこちょこ洗う必要があるため、水を綺麗にするバクテリアの力で水を綺麗にする生物濾過を期待した使用方法が難しく、ウールマットにゴミをこしとってもらう物理ろ過を期待した使い方をするしかないです。
物理ろ過をメインとして使った場合、バクテリアを気にする必要がないため、使い捨てで使うことができます。価格もやすいため、ためらいなく使い捨てで使えます。ですが、世間には高耐久性のウールマットがあるのです。これはなぜでしょうか?
長く使いたいという人がいるからです。洗っても型崩れしなくて、長持ちするウールマットが欲しい人がいるからです。
ウールマットを洗って使いまわすとどんな良いことがあるのでしょうか?
ウールマットは洗う時、雑巾を洗うように揉み洗いして汚れを綺麗にします。その際、ウールマットの繊維が切れたり、絡み合ったりします。
キレた繊維は先端が鋭利な状態となり、ゴミに突き刺さりゴミをキャッチしやすくなります。
絡み合った繊維は、絡み合った部分でゴミをキャッチしやすくなります。
ウールマットを洗うたびに、繊維がキレたり絡まったりします。そのため、どんどん性能が向上していきます。ウールマットを洗って繰り返し使うことで、性能が向上するのに、使い捨てにするのはもったいないです。
何度も洗って使うことにメリットはありますが、何度も使うためには、寿命が長い厚くてしっかりしたウールマットを使う必要があります。安くて薄っぺらいウールマットでは、ちぎれるのが早く、何度もあることに持ちこたえられません。
・ウールマットは何度も洗って使うと性能がUPする
・高いウールマットは何度も洗って使うことができる
・安いウールマットはペラッペラで何度も使えない
ウールマットは何度も洗って使うと繊維がキレたり絡み合うことでゴミをよりキャッチしやすくなります。何度も洗って使うためには、安いウールマットではすぐにダメになってしまうので、高い丈夫なウールマットを使い、より効果を高く、かつ、効率よいろ過をしてあげましょう!!
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粗めマットは使い方次第で便利ろ材となる!?
粗目マットは、上部フィルターを使う上で必要なろ材だと思っています。ウールマットやリングろ材に負けない性能と使いやすさを持っている。そう確信しています。
ネット上で言われている粗目マットのデメリットをまずは確認しておきましょう
・リングろ材に比べて目が詰まりやすい
・大して効果がない
・スペースの無駄
・メーカーのコストダウン戦略
と、まー散々です。でも、よく考えてみてください。このデメリットはメリットを言っているのです。
・リングろ材に比べて目詰まりしやすい
リングろ材よりも表面積が大きいからゴミが詰まるんではありませんか?リングろ材に比べて隙間が少ないからゴミが詰まるんです。ゴミも取りながらバクテリアの住処にもなる。物理ろ過と生物濾過を兼ね備えているとい言えます。
・大して効果がない
スポンジや粗目マットはリングろ材に比べて立ち上がりが早いと言われています。そのため、スポンジフィルターの投げ込み式フィルターがショップで使われています。また、メンテナンスがやりやすいということもメリットにあげられます。
・スペースの無駄
確かにリングろ材に比べて効果が薄いことや目が詰まるから持続性に乏しいことは認めます。でも、リングろ材がかさばった高さで粗目マットは何枚敷けるでしょうか。ものによりますが、3枚は余裕で敷けるでしょう。ということは、3倍の効果をもたらすことができると言えますね。
・メーカーのコストダウン戦略
これは何も言えません笑
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粗目マットをオススメする理由を紹介します。
・コストが安い
リングろ材が1Lで¥1,500ぐらいします。対して粗目マットは3枚で¥500です。コストの安さは定評がありますね。
・バクテリアの定着が早い
リングろ材に比べて立ち上がり(バクテリアの定着)が早いです。そのため、早く水槽を立ち上げたい人には適していると言えます。僕のオススメの上部フィルターのろ材構成は、
ウールマット
↓
粗目マット
↓
リングろ材
↓
粗目マット
粗目マットを挟むことでより効果的なフィルターにすることができることとメンテナンスが楽になります。
・バクテリアを減らさずにメンテナンスできる
粗めマットを2つ入れることで、どんないいことがあるでしょうか。交互にメンテナンスをすることで、バクテリアをたくさん減らさずにメンテナンスすることができます。
一番下の粗目マットを洗い、ウールマット下の粗めマットを一番下に敷きます。これを繰り返すことで、バクテリアの現象を極力抑えることができます。そして、リングろ材の上に粗目マットを敷くことで、気休め程度にゴミを取り除いて、リングろ材の目詰まりを防止できます。
僕は、このローテーションして使えるところが最大のメリットだと考えています。金魚を長生きさせるためには、メンテナンス時のバクテリアの現象を防ぐことは重要な項目です。重要な項目をより現実的にするために粗めマットは有効なアイテムだと考えます。
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まとめ ろ材は使い方次第
ウールマットや粗目マットを代表例として紹介しましたが、ろ材はその特性を理解した上で使用するとより高い効果を生み出すことができます。また、少し考え方を変えて使うと、より良い効果を発揮することもあります。
ネットで使えないな〜と言われていたとしても実は使える可能性があるかもしれませんので、色々と情報収集をすることをオススメします。
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