前回、パイロットフィッシュを用いた水槽の立ち上げ方を紹介しました。ただ、パイロットフィッシュ法は、パイロットフィッシュが必要なため、結構残酷なことをしなければなりません。それは避けたいと思いますので、今回はパイロットフィッシュを使用しない水槽の立ち上げ方を紹介します。
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パイロットフィッシュを用いない方法
前回、パイロットフィッシュを用いた水槽の立ち上げ方法を紹介しました。ただ、このパイロットフィッシュ法は、丈夫な魚が必要です。魚もかわいそうですし、飼いたくもない魚を買わないといけないという欠点もあります。
今回は、パイロットフィッシュを用いない方法を紹介します。その名は
フィッシュレスサイクリング法
フィッシュレスサイクリング法は、魚のエサやマグロの切り身などを水槽に入れたり、水槽にアンモニア水を加えたりすることで、魚を使わずにバクテリアを繁殖させ、水槽を立ち上げる方法です。
フィッシュレスサイクリング法
フィッシュレスサイクリング法のやり方を紹介します。
①飼育アイテムを準備する
金魚を飼うための飼育アイテムを準備します。水槽やろ過フィルターなどを準備して、水槽に水を張ります。
②エサを入れる
僕は、魚の切り身などをつかう方法は好きではないでのエサを使います。金魚のエサを入れます。この時、丸々入れると腐って水カビが生えたりしますので、なるべく細かくして入れます。量は、ティースプーンぐらいです。入れすぎに注意です。
③1ヶ月間 アンモニアの監視をする
あとは、1ヶ月間放置します。ですが、バクテリアの定着を確認する必要がありますので、アンモニア試薬でアンモニアの量を確認します。
フィッシュレスサイクリング法の欠点
フィッシュレスサイクリング法の欠点は、水槽が立ち上がったと見せかけて、水槽が立ち上がってないという謎の現象が起こりやすいことです。
魚を入れていないため、魚の腸に住み着く菌やその他排泄物などが水中に入らない。そのため、いざ魚を入れるとバランスが急激に崩れてしまうということが起こります。
この方法をやった時に、上記のようなことが起こりました。コツがつかめるまでなかなか難しいようです。この方法は最終的に、金魚を死なせてしまう可能性が高いため、なかなかオススメしにくい方法です。
前回と今回で水槽の立ち上げ方法を紹介しましたが、次回、僕が行なっている方法を紹介します。実際のところ、力技?なんじゃないか?と思うような方法ですが、間違いない方法です。ただ、1ヶ月は大変ということだけ、予告として言っておきます。
次回で、水槽の立ち上げ方法の紹介はひと段落しますので、お楽しみに。
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