金魚の病気の処置方法 あなたがドクター 私失敗しないので

金魚が病気になった時は、あなたが治さないといけません。あなたがドクターなのです。私失敗しないので!というぐらい病気への処置方法を事前準備しておく必要があります。今回は、金魚の病気に対する処置方法を紹介したいと思います。

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病気はなんと言っても早期発見

金魚の病気は発症してから進行がとっても早いです。というのも金魚の体は小さいため、病気の侵食も早いのです。また、金魚の体が小さいからこそ、症状の発見が遅れ、大きくてわかりやすい重症になってから発見されることがしばしばです。

そのため、みなさんのイメージとして、病気を発症してから死んでしまうまであっという間という印象があります。

金魚だけでなく、人間もそうですが、早期発見しすぐに手を打つと治りやすいです。

病気の早期発見は、重要ですがどのようにしたら良いでしょうか?

毎日、金魚の様子をしっかりと観察しましょう

エサをあげる時に金魚の肌の状態や泳ぎ方を見ることを習慣にしましょう。エサは毎日与えますよね?その時に見るだけでOKです。

毎日見ることが重要で、毎日見ることで、ちょっとした変化にすぐに気づくことができます。2・3分で良いので観察するようにしましょう!!

万能薬の塩を準備しておきましょう

金魚の病気を発見したら、まずは、塩を水槽に入れて様子をみましょう。

なんでもかんでも塩はよくないという意見をネットではみますが、まずは、塩を入れて様子を見るようにしましょう。

塩自体は滅菌作用などもありますが、その効果よりも金魚の治癒能力を引き出す力があります。薬で治すより、金魚の治癒能力で治せた方が金魚のためです。

塩の効果と使い方

水槽の塩分濃度を0.5%にすることで効果があります。塩分濃度0.5%は、金魚の体液と同じ濃度になります。そのため、金魚の体と水槽の水との間で水分の行き来がなくなり、金魚への負荷が減ります。

この負荷をなくすことで、金魚の体力を病気を治す力に全力を注ぐことができます。初期症状であれば、金魚の治癒力で治すことができます。

塩の量は下の式を使って計算し、水槽へ投与しましょう。

塩の量(g)=水槽の水の量(L)×5

水槽の水の量がわからない方は、下の式を使って計算しましょう。

塩の量(g)=水槽の縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷1000×5

この時の水槽の縦、横、高さは水の入っているところ計りましょう。水の入っているところを測定することで、水の量を計算して出すことができます。

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塩は一気に水槽に入れてはダメ!!

水槽の塩分濃度を0.5%にしましょう!と言いましたが、一気に塩を入れてはいけません。

60cm水槽で想像して見ましょう。60cm水槽の場合、だいたい50Lぐらいです。塩の量は、250gです。お茶碗一杯ぐらいです。

かなりの量です。この塩を一気に水槽に溶かしたら・・・。想像してください。相当危険に感じますよね。

実際、250gの塩を入れると一気に水槽の水質が変わります。その急激な水質の変化が、金魚へ悪影響を与えます。いくら0.5%の塩分濃度が良いとはいえ、急激な水質の変化はいけません。

塩は一気に入れないようにしましょう!!

ただ、徐々に塩を入れるのは大変ですし、金魚が塩を口にしたらよくありません。そんな時に便利な塩があります。

僕は、このスドー 金魚の天然珠塩を使っています。

このスドー 金魚の天然珠塩は球状になっているため、水にゆっくり溶けます。また、粒が大きいため、金魚が口にしにくいです。

5gの軽量スプーンも付属されていますので、塩の量の測定も簡単です。袋もジッパー付きなので、使わない時の保管も安心です。

金魚の水槽に入れる塩は食卓塩ではNGです。食卓塩は美味しくなるように雑味を加えています。塩以外の余計なものが含まれているため、食卓塩ではなく、金魚専用の塩または粗塩を入れるようにしてください。

僕のオススメのスドー 金魚の天然珠塩のリンクを貼っておきますので、価格など確認してください。

スドー 金魚の天然珠塩 1kg 関東当日便

水槽に塩を入れると水が汚れやすくなるので、水換えも合わせて行いましょう!

参考記事:水換えが一番大事なこと問題

まとめ 金魚の病気は初期状態を塩で治す

金魚の病気を早期発見するために、毎日金魚を観察しましょう。

エサは毎日与えますので、その際に金魚の肌や動きを確認しましょう。この時期や金魚を買い始めた時に発症しやすいのは、白点病です。白点病について、この記事を確認してください。

参考記事:秋口は白点病に注意!?

早期発見した病気への対処は、塩浴し、金魚の治癒力で治すようにすると良いです。塩は常備しておきましょう。

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コメント

  1. 金魚姫 より:

    しょっちゅう申し訳ありません。
    この件は経験があるので慌てて追記を書かせていただきます。

    塩、とっても大事です。

    我が家の転覆金魚、当初は転覆症という病気もわからず、重症化してはじめて気付きあまりにも様子がおかしいと思って初めていろいろ調べ、そのころ読んだブログでお薦めの「はじめから0.5%だと弱った金魚によくないので0.2%程度から始めましょう」と書いてあった方法で与えたところ、沈下症プラスくの字症まで進んで瀕死の状態の子がみるみる元気になり、自力で浮く努力をはじめるまで回復しました。

    その後浮けるようになったらなったで、以前の怪我が今度は赤斑症となり赤斑症と鰭赤症と尾腐れ症を併発しましたが、その頃はこのURLのブログの住人になっていたので慌てずに済みました(おおたわらさんのブログで無くてごめんなさい)。

    http://papakazu.blog115.fc2.com/blog-entry-31.html

    塩の治療については、まずこれを基本にして始めたら失敗がないかと思います。

    おおたわらさんの方法や考え方は長年のご自身の経験から来るモノなので、こんな方法をご自身で見つけ出されたんだ、これまたなるほどとは思いますがやはり、経験者でないとわからないカンが必要だな、と経験の少ない私は塩の件に関する結論は、かずぱぱさんのブログに軍配を上げさせてもらいました(失礼なこととはわかっていながら。ごめんなさい)。

    かずぱぱさんは金魚屋さんでありおおたわらさんより20年以上、年上で長年、金魚やその他関連する様々な研究をされていたり利益より金魚の命を優先されているようですから説得力があり、最終的には基本のバイブルとして訪れ相談される方が多いのだと思います。
    わたしもそうなんです。

    実は私も、はじめはおおたわらさんおすすめの金魚の珠塩を使用したんです。
    びっくりするほど、どんどん元気になりました。
    理由はわかりません。
    その後、ほかの金魚たちも鰭赤を発症しこのブログを読み、塩事業センターの一般的に販売されている「食塩」でなんとか回復していったので今頃はもう、全金魚普通の金魚生活に戻っていたはずでしたが・・・

    近所には、最近はやりの「○○の塩」のような粗塩か「○○オリジナル食塩」でないと販売されていなかったもので(もちろん余計な成分入っていないかかなりきをつけたんですよ)○○オリジナルを使用したところ、気づいたら金魚はすっかり調子を崩し、慌てて薬を使わなければ致し方なくなってしまい、併せてカルキ抜き不足による症状も出て現在も3水槽、ひたすら早く回復するよう毎日の水換えとなっているわけです。

    珠塩は私もお気に入りですが何せ高い(^0^;)。
    私のように毎日大量の水を換えなければならない場合ランニングコストがかかりすぎて家計がパンクします()。

    ほかの方のブログを紹介するのもどうかな、と迷いましたが・・・。
    失礼なことしてごめんなさい。

    これからもめげずに更新よろしくお願いしますね。

    • おおたわら より:

      金魚姫 様
      何度でもコメントいただいて構いませんよ。
      僕のブログは同じ記事にいくつコメントいただいても良いのですよ。コメント多くないですし・・・笑
      お気になさらず、どんどんコメントください。
      返信もすぐにできないこともあるので、ご了承ください。

      実体験のご紹介ありがとうございます。
      ご紹介の記事、以前に読みました。改めて読みましたが、情報が細かく乗っていて良いですね。
      僕も昔は、この塩使ってました。
      ただ、ガチガチに固まるってしまうのが嫌だったり、量が多いので僕の利用頻度では邪魔になってしまうので、変えました。
      確かに、金魚姫 様のようにしよう頻度が高いと僕のオススメする塩は高いですよね。
      安い塩も合わせて紹介した方がよかったかな〜とコメント読んで思いました。

      いえいえ、僕はいろいろな情報を得たいので、オススメのサイトなどあったら教えてもらえると助かります。
      得た情報を元にいろいろ精査していきますので・・・