底面ろ過は生物濾過が得意と言われていて、ろ過能力が高いとも言われています。ろ過能力が高いと言われれば、使わない手はない!と思います。金魚水槽にも即時に適用させたいですね。ただ、金魚水槽には向いているんでしょうか?今回は、底面ろ過について紹介します。
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底面ろ過とは? 使い方は? 効果は??
ニッソー バイオフィルター60(緑パケ) 60cm水槽用底面フィルター
底面フィルターとは、砂利をろ材として使うろ過システムです。
底面フィルターの使い方
1)底面フィルターを砂利の下に敷きます。
2)エアーポンプをフィルターにつなぎます。
エアーの浮力で水が持ち上がり、水が動いていくエアリフト式を利用している底面フィルターが主流です。
水の流れはこんな感じで、砂利の隙間を通って浮遊物などを除去して、水を綺麗にしていきます。ろ過のイメージは、山に降った雨が地下を通って湧き水として綺麗な水として地表に現れるイメージです。
水槽に敷いた砂利がろ材として使うため、オーバーフロー水槽の次にろ材の容量を持つろ過システムです。ろ材を厚く敷けばよりろ過能力が増すと言われているのは、ろ材としての容量が増すことによるバクテリアの住処が増えることにあります。
砂利は安価で手に入り、底面フィルターも安価で手に入ります。他のろ過システムに比べて、比較的安価で準備や稼働ができるため、ホームセンターなどでは底面フィルターを使用しているところもあります。
そう考えると、金魚水槽にも適用できるろ過システムだと思われます。
金魚は大食漢というところがポイント
金魚は大食漢で、たくさんのエサを食べ、たくさんのフンを出します。そのため、水を汚すスピードは結構早いです。
そんな金魚に、ろ過能力の高い底面フィルターが適用できれば良いと考えます。
底面フィルターの弱点は、水槽内にろ材を入れる事、物理ろ過と生物濾過を兼ね備えている事です。
ろ材が水槽内、ましてや底面にあることで、エサやフンのほとんどがろ材である砂利に集まります。砂利の隙間に食べ残しのエサやフンがつまります。
水交換と同時にろ材である砂利を掃除すれば目詰まりのスピードを落とすことはできますが、それでも日に日にろ過能力がダウンしていきます。
上部フィルターや外部フィルターは物理ろ過をするウールマットを洗えば良いです。底面ろ過は砂利を洗わなければなりません。
砂利を洗った事のある人ならばこの大変さがわかると思いますが、かなりの重労働です。また、砂利を洗うことで生物濾過の能力がダウンしてしまいます。
物理ろ過ろ生物濾過を兼ね備えているからこその弱点です。
小型魚にはかなりオススメできるろ過システムですが、金魚には底面ろ過のみでの使用は気持ちよくオススメできません。底面ろ過と投げ込み式フィルターなど、2台体制が必要と考えます。
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まとめ 底面フィルターもサブフィルターが必要
底面フィルターはろ過能力が高いろ過システムと言えます。
ただ、金魚は大食漢で、フンも大きく、エサもサイズが大きいため、ろ材の目詰まりが頻繁に起こります。目詰まりが起こるとろ過能力が著しく低下します。
サブフィルターがあることで底面フィルターの能力が低下しても大惨事にならずにすみます。底面フィルターでもサブフィルターの設置をオススメします。
参考記事:水作のろ過フィルターの魅力を説く
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