時にはリセットする勇気も必要・・・

水槽のバランスが悪くなったり、長期間ろ材の交換(新品へ取り替える)をしていなかったり、そんな時には思い切って水槽をリセットしてみることも必要です。今回は水槽のリセットについて紹介します。

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水槽のリセットとは・・・?

水槽のリセットとは、水槽の環境を一から作り直すことを言います。水槽で病気が発生してしまった時は、リセットをすることが多いです。また、経験された方も多いのではないでしょうか。

水槽の水を全て捨てて新しい水を入れ直すでけでなく、ろ材を新しいものに交換したり、煮沸して入れ替えるなど、かなり手間がかかります。

手間はかかるんですが、リセットをすることも必要と判断される時は、思い切って水槽をリセットしましょう。

リセットの手順

実際、リセットはどんなことをすれば良いでしょうか?

リセットと言ってもなんにも難しいことではありません。リセットの手順を確認していきます。

①バケツやたらいに水槽の水を入れる

②金魚を水槽の水を入れたバケツやたらいに入れる

※冬場、ヒーターを使用している人は、ヒーターを入れ忘れないように注意

※酸欠の恐れもあるので、エアレーションもすると良いでしょう。

③水槽からアクセサリーや砂利を取り出す

④取り出したアクセサリーや砂利、ろ材を洗う

※ろ材は新しいものと交換すると菌関係のトラブルでは有効です。

⑤水槽を再設置して、ろ材、砂利、アクセサリーを設置し、新しい水を入れる

⑥金魚を買ってきた時と同じように、金魚を水合わせしてから水槽に入れる

⑦ここからは水槽を新しく立ち上げた時と同様にバクテリアの繁殖を行う

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リングろ材は新品交換か煮沸すると良い

バクテリアや菌関係のトラブルでリセットする場合は、リングろ材や砂利系のろ材を新品と交換すると良いです。

ただ、リングろ材はそんなに安いものではないので、勿体無いと感じる方もいると思います。そんな時には煮沸すると良いです。

煮沸の温度ではそう簡単に壊れてしまうことはないと思いますが、割れたりする可能性もあるので、注意です。

砂利も煮沸するとより安心ですが、量と時間がかかり退避させている金魚への負荷が大きくなるため、バランスをみてやってください。

ウールマットや粗めマットは問答無用で交換

ウールマットや粗めマットは煮沸をすることはできませんので、新品と交換しましょう。

迷わず、ゴミ箱へ・・・

リセットを考えると安価で効果もある粗めマットは非常に良いろ材だと思います。

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まとめ リセットは思い切りと根性

リセットは、水槽を洗ったりするため手間がかかります。また、バクテリアを一から繁殖し直す必要もあるため、躊躇してしまう方もいます。

ただ、病気が発生した時は、早急な判断が必要です。そんな躊躇した時は、金魚が死んでしまうよりは良いと思って、思い切ってリセットしてしまいましょう。

ろ材は新品交換すると洗浄する手間も省けて楽チンです。

頻繁なリセットは金魚の体調へ負担がかかることもありますので、注意してください。

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