夏になると水が蒸発してどんどん水位が減っていきます。水換えもするからそのまま放置でもいいかなと思いがちですが、時と場合によっては予期せぬ問題が発生します。今回はそんな不具合を元に足し水について紹介します。
水槽の水が減ったら足し水
夏になると水がどんどん減っていきます。特に小型水槽だとみるみるうちに水が蒸発してなくなっていくのが見て取れます。
そんな時みなさんはどうしてますか?
僕は足し水だけしています。
水が蒸発しても放置している方も多いのではないでしょうか?実は、水槽の水が蒸発した状態のままだと問題が発生する場合があります。
問題が発生することを認識して、水が減ったら足し水をするようにしてください。
危険度 ☆★★ ろ過フィルターのポンプ停止
ろ過フィルターのポンプには最低水位が設定されているものがあります。
特に僕のオススメしている上部フィルターは水槽の最上部に近い部分まで水が入っていなければいけないので、簡単に最低水位より下回ることがあります。
ポンプも空運転をし続けると火災の原因になることもありますので、ご注意ください。
火災にならなくともろ過システムが停止することで、水がどんどん汚れていく上に、嫌気性バクテリアの発生と好気性バクテリアの死滅が起こります。
いいことは一つもありませんので、ご注意ください。
危険度 ★★★ ヒーターの空焚きによる火災
金魚水槽なので、ヒーターを使用している人は少ないかもしれませんが、危険度が高いです。
ヒーターの空焚きは火災の原因になりますので、ご注意ください。
ヒーターは水槽の景観をそこねるから、縦に設置する場合もあると思います。縦に設置すると水位の低下により水面よりヒーターが飛び出ることがあります。
水平にヒーターを設置している人も水面に近い場所に設置している人は要注意です。
まぁ、ヒーターは水槽の最低部においた方が、水槽全体を管理することができますので、ヒーターは水槽の最低部に設置するようにしてください。
足し水もカルキを抜いてね
足し水をする時の水もカルキ抜きをしてください。
昔、テレビか本だかでおじいさんが、塩素がちょっと入っただけで水質が変わるような水槽はもともとダメだったんだよ!と言ってましたが・・・
足し水レベルと言ってもどの程度で足し水するかは飼育している方の”ものさし”なので、足し水もキチンとカルキ抜きしておきましょうと僕は言います。
足し水する時は、ペットボトルに入れておいて、フタを開けて汲み置きして、カルキ抜きしてから入れると効率的でしょう。
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まとめ カルキ抜きした水で足し水しましょ
水が減ってきたら、カルキ抜きした水で足し水をしましょう。
足し水をしないと、ろ過フィルターのポンプが止まったり、ヒーターが水面から出て火災が起こることがあります。
水道水をペットボトルに入れ、汲み置きしておくと効率的に足し水できます。
足し水は忘れずに行いましょう。
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