金魚水槽にソイルは合うのでしょうか?ネットで初心者がショップ店員にオススメされて購入したアイテムがひどいと話題です。その中に、ソイルがリストアップされていたんですが、ソイルは金魚水槽に合うのか?
スポンサーリンク
ソイルとは何か?
ソイルとは、石や砂、植物などの有機物などいろいろな栄養分を含んだ土です。
環境・地域によってもさまざまですが、大きな特長としては、南米系の水草に相性のよい弱酸性の軟水にしてくれる作用があります。
ソイルは、自然の力よって産まれた土を人の力によって、より安定した土として加工して焼成加工したものを”ソイル”と呼ばれています。
ソイルには吸着作用があり、水中の有害物質などを吸着して水を浄化する力もあります。これは、焼成加工されていることで、多孔質体になっていることによるものです。
他にもpHを一定に保とうとする作用も兼ね備えているため、ちょっとしたpHの変化嫌うエビなどの飼育にしようされることが多いです。
また、有機物が混ざっていたり肥料としての役割もあるため、水草水槽ではソイルの使用はスタンダードになっています。
土を固めただけのものなので、砂利や砂のように半永久的には使えず、型崩れをして、ドロドロしてきたら交換してあげる必要もあります。
金魚水槽にソイルは向いているのか?
結論:金魚水槽には向いていない
なぜ適していないかと言うと、金魚は砂利などを口に含み吐き出す動きをとります。その度にソイルは細かく砕かれ、寿命が短くなります。
吸着作用を考えるとコスパがよくありません。
pHについては、金魚はアルカリ性を好みますが、別に酸性で一定であれば問題ありません。pHが大きく変化する状況では問題ありますが、一定であれば影響は少ないといえます。
別にソイルを使うことが悪い訳ではないですが、金魚にはオススメするものではないと思います。
世間には、型崩れしにくいソイルと言うものもありますが、金魚水槽の使用は想定してないと思いますので、ちょっとは寿命が長いかもしれませんが、なかなか難しいでしょう。
スポンサーリンク
まとめ そんな店には二度と行かないこと
ネットで話題な事例では、金魚すくいで持ち帰った金魚9匹を飼育するためなので、40cm水槽をススメられたり、半年は水換えも掃除もいらないとか言われたりしています。
参考記事:金魚は寂しくて死んでしまう!?
いくらソイルが吸着作用などを持ち合わせていたとしても半年、掃除、水換え不要と言うのは難しいと思います。ましてや初心者だとするとうまくいくとは到底思えません。
中には不親切なお店もありますが、ちゃんとしたお店もあります。しっかりと見極めていきましょう。
コメントを投稿するにはログインしてください。