金魚を買う前に行っておきたいのが、飼育アイテムの準備です。飼育アイテムを購入すればOK!かというと、そうではありません。水槽を立ち上げて金魚をお迎えする必要があります。今回は、水槽の立ち上げ方を紹介します。
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水槽を立ち上げる方法はいくつかある
水槽を立ち上げると言いますが、どういう状態を水槽を立ち上げるというのでしょうか?
金魚の出す糞などを分解して、金魚に有毒な物質が水槽に止まることなく、水質が安定した状態にすることを水槽を立ち上げると言います。
水槽を立ち上げると言われてもどんなことをしたら良いかわからないと思いますので、今回はは、水槽を立ち上げる方法3つを紹介します。
パイロットフィッシュを用いた方法
パイロットフィッシュを用いた方法があります。水槽を立ち上げるためには、アンモニアが必要です。アンモニアは、魚に与えるエサと魚のフンに含まれます。アンモニアの発生源を魚のフンを用いるという方法です。
パイロットフィッシュとは、アンモニアの発生源のフンを出す魚で、水槽が立ち上がっていない状態で入れる魚です。特に、体が強く、簡単に死なない強い魚を用います。水槽が立ち上がったあとは、別の水槽に戻すなど、水槽を立ち上げるためだけの魚です。
ただ、この方法は普通に魚を飼うようにするだけで水槽を立ち上げられる有名な方法で、多くの人が用いています。パイロットフィッシュとして、熱帯魚では、ネオンテトラやアカヒレがその役につくことが多いです。
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パイロットフィッシュを用いない方法
パイロットフィッシュを用いた水槽の立ち上げ方法には、丈夫な魚が必要です。丈夫だと言え、悪質な水質環境下で魚を長期間飼育することになるため、魚もかわいそうですし、飼いたくもない魚を買わないといけないという欠点もあります。
パイロットフィッシュを用いない方法が
フィッシュレスサイクリング法
フィッシュレスサイクリング法は、魚のエサやマグロの切り身などを水槽に入れたり、水槽にアンモニア水を加えたりすることで、魚を使わずにバクテリアを繁殖させ、水槽を立ち上げる方法です。
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これらの方法がありますが、僕は別の方法を推進したいと思います。
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おおたわらの推進する方法
パイロットフィッシュ法とほとんど変わりません。大きく変わるのは、入れる魚はパイロットフィッシュではなく、飼いたい好きな金魚というところです。ただ入れるだけでは、金魚が死んでしまいますので、やり方が変わります。
重要事項
・エサは3日に1回 量は1分で食べきれる量
→アンモニア濃度が高くなりすぎないようにするためです。
・アンモニア試薬で毎日アンモニアを監視する
→アンモニアの量が多くなったら、水を交換するためです。また、バクテリアの増殖状態を監視するためです。
・毎日亜硝酸と硝酸塩を監視する。
→バクテリアの増殖状態を監視するためです。
アンモニア試薬で毎日アンモニアを監視するのは、アンモニアの濃度を把握するためです。アンモニアの濃度が上がってきたら、水を交換してアンモニアを薄めます。水の交換は、1/4程度交換します。毎日することになります。
アンモニアの量を監視するから、僕は、アンモニア試薬を金魚を長生きさせるために絶対飼うべきアイテムとして紹介しています。
と、このような方法を推進しています。
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まとめ 水槽を立ち上げることが一番重要
3つの方法を紹介しましたが、僕の推進する方法は最後の方法です。基本はパイロットフィッシュ法ですが、大きく違いがあります。
力技ですが、どの有名な方法よりも簡単で、より金魚が可愛くなる方法をオリジナルの水槽の立ち上げ方として紹介しました。
パイロットフィッシュ法の進化した方法と言った方が正しいかもしれません。ただ、大きく違うのは、パイロットフィッシュを使わず、好きな、気に入った金魚を入れるということです。好きな、気に入った金魚が水槽にいるだけで、一生懸命やろうという気分になります。また、この大変な1ヶ月を乗り越えると、一緒に乗り越えたという親近感もわき、より一層金魚が可愛く見えてきます。苦楽を共にした戦友のような気持ちです。
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