日本の冬がよく似合う 丹頂

白い体に赤い頭が特徴の丹頂。日本の冬、特に雪深い北海道のイメージが湧いてくるんじゃありませんか?今回は、日本の冬のイメージがよく似合う、丹頂を紹介します。

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真っ白な体と真っ赤な頭


(国産金魚)飯田丹頂 中サイズ(1匹)

真っ白な体に真っ赤な頭が特徴です。オランダ獅子頭と同じ体型で、肉瘤があります。ちょうど肉瘤のあたりが真っ赤になっています。

真っ赤な頭がベレー帽のように見え、画伯の様な出で立ちで可愛らしいです。

日本の冬、特に雪深い北海道のイメージがある丹頂鶴に似ていることから、丹頂という名前がつけられました。

実際は中国で品種改良された品種で、戦後に日本に入ってきた新しめの金魚でもあります。

体型はオランダ獅子頭と同じで、長手と丸手に大きく分類されます。長手は尾っぽが長く真っ白なドレスを纏った様な印象があります。丸手は、尾びれは小さいですがその代わりに肉瘤が大きいのが特徴です。

丸手の肉瘤が発達している品種は高頭丹頂とも呼ばれます。

丈夫で初心者向けな品種

丹頂は丈夫で、ホームセンターでも販売されていて入手もしやすい品種です。同じ体型の金魚とは混泳も比較的向いています。

オランダ獅子頭と同様に初心者向けの品種です。

参考記事:オランダ獅子頭 肉瘤が魅力的なお手軽金魚

白い品種のため、体調が悪くなると尾びれなどにくっきりと出てくる血管も見やすいことから、水槽に1匹いると体調管理を表す指標の様に管理することもできます。

珍しい形の丹頂も存在していて、出目金のような目の丹頂や水泡眼のような水泡がある丹頂もいます

昔、テレビか雑誌か、何かで一度だけ見たことあり、とても印象的だったのを覚えています。衝撃的でした。

赤い頭が白い頭にあることもあるから注意


(国産金魚)丹頂(1匹)

丹頂と言えば、赤い頭がとても特徴的ですが、他の金魚と同じ様に色落ちします。

ただ、丹頂は体は白いためこれ以上退色することはなく、色が落ちるところは、頭しかありません。特徴でもある赤い頭が白くなるということですね。

丹頂から、白鳥へ・・・

うまいこと言ったわけではないですが、本当にこんな感じです。個人的には、色落ちして純白ななった丹頂は、何か悲しげでもあります。

そうならない様に、色揚げのエサも与えてくださいね。

参考記事:次はどんなエサにしようかな〜 エサの選び方

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まとめ 混泳時のアクセントに映える丹頂

混泳させる場合、色合いを気にして黒い金魚や真っ赤な金魚を綺麗な比率で入れたいと考える方もいると思います。

丹頂は混泳も大丈夫なので、色合いを気にして金魚を選ぶ方にもオススメできる個体です。個体自体も安価で、入手しやすいです。


(国産金魚)丹頂(1匹)

この様なホームセンターで売っている丹頂は、だいたい1匹1000円未満。


(国産金魚)飯田丹頂 中サイズ(1匹)

チャームで扱われている高級タイプの高頭丹頂でも2000円未満と、らんちゅうに比べるととても安価で手の出しやすい品種ということがわかります。

そんな身近な丹頂を飼育してみてはいかがでしょうか?

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