夏も本番になり、金魚すくいをやった方もいるんではないでしょうか?金魚すくいは夏祭りのメインイベントです。特に子供達は、金魚すくいが大好きで金魚すくいをやりたがります。金魚すくいはやっている時は楽しい。そして、最後に金魚が取れなくてもおまけで金魚をくれます。
でも、金魚をもらっても飼い方がわからない!どうしよう・・・
となっているのではありませんか?そんな急遽金魚が我が家にきた方に金魚すくいでとった金魚の飼い方を紹介します。
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まずは金魚を入れる容器を準備しよう
金魚を持ち帰ったはいいものの飼い方がわからない。何度電信柱にぶら下げて帰ろうと思ったことか・・・と言う経験はありませんか?
そんなに思い詰めることはありません。身近にあるもので飼育できますし、ちゃんとケアをしてあげればちゃんと生き延びることができます。でも、金魚すくいの金魚は弱っていますので、細心の注意が必要なことは心に留めておいてください。
まずは、金魚を入れる容器を準備します。洗面器などの浅くても良いので、空気に接している面が大きい容器を準備してください。ただし、洗面器はシャンプーや石鹸が残っている可能性がありますので、十分洗ってください。
もちろんバケツでも構いません。ちょうど良い洗面器がなければバケツを用意してください。バケツも汚れや洗剤の残っている可能性がありますので、十分に洗ってください。
なぜ、洗面器を使うかというと、空気は水と接している面から水中に溶け込みます。空気と接している面が大きければ大きいほど、たくさんの空気が溶け込み、金魚が酸欠になることを防ぐことができます。
水を準備する
水を準備します。水道水にそのまま金魚を入れると金魚が死んでしまいます。水道水には除菌のために塩素が入っています。塩素は、金魚のエラを攻撃し呼吸ができなくなり、金魚は死んでしまいます。そのため、
水道水はそのまま使用しないでください。
まずは、シャワーで水を容器に入れます。このとき、なるべく高いところからバシャバシャ入れてください。水をシャワーなどでかき混ぜる(曝気させる)ことで、塩素が抜け金魚が生きることができる水が出来上がります。
シャワーで入れることで塩素も抜けますし、水中に酸素が溶け込みます。ですので、バッシャンバッシャンした水を準備してくだい。
水は容器の2倍の量を準備してください。
よく洗ったペットボトルに入れておいてください。
0.5%の食塩水を作る
0.5%?え?どのくらいの食塩水??と思ったと思います。難しいと思いますので、計算式を書いておきます。この計算式を利用して準備した水に塩をとかしてください。
0.5%とは1Lで5gです。
入れる塩の量=水の量(L)×5(g)
ここで問題になるので、水の量です。シャワーでバッシャンバッシャンして水を用意しましたが、どのぐらいの量かわからない。と言う事態に陥ります。この解決は簡単で、容器の底には容器の容量が書いてあります。
バケツの底に5Lとか3Lとか書いてあります。その容量を元に算出してください。もしくは、ペットボトルの容量を元に計算してください。
準備した水全部を0.5%の食塩水にしてください。ペットボトルに塩を入れて振ると簡単に塩が溶けます。
金魚が入った袋を用意した水に30分〜1時間浮かべる
さぁ、ここからが細心の注意が必要なところです。
準備した食塩水の半分を準備した容器に入れます。容器の2倍の食塩水を準備したので、容器いっぱいに入れてください。
金魚は袋に入ったままだと思います。その袋を水に浮かべてください。この時注意することは、容器の水が袋に入らないようにすることです。十分注意して、30分〜1時間浮かべてください。
これは、金魚の入った袋の水温と準備した食塩水の水温を合わせるために行います。金魚すくいの金魚は弱っているため、少しの水温の変化ですぐに死んでしまいます。
金魚の入った袋の水を半分捨て、ちょっとずつ食塩水を入れる
金魚の入った袋を水に浮かべて30分〜1時間たったところで、袋の水を半分捨ててください。
その後、金魚の入った袋を容器に浮かべたまま袋に準備した食塩水を入れてください。この時注意することは、金魚の入った袋に一気にたくさんの食塩水を入れないことです。目安は2分に1回ティースプーンぐらいの食塩水を金魚の入った袋に入れる。
袋がいっぱいになるまでこれを繰り返します。
袋いっぱいに食塩水がはいったら、また、袋の半分の水を捨てて、もう一度同じことを繰り返してください。
袋がいっぱいになったら、容器の水が減るとおもいますので、準備しておいた食塩水を容器にいれてください。
金魚だけを容器に入れる
金魚の袋に入っていた水は汚れていますので、袋に入っている水は入れずに、金魚だけ容器にいれてください。
あとは、暗くて静かな場所においてください。おそらくお祭りは夜だと思いますので、ここで一旦終了です。
翌朝、準備した水を高いところから注いでください。これは、水中に酸素を供給するためです。夜も同じことを繰り返してください。
そんなこんなしている間に水槽など準備する
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ここまで書いた方法で2日ぐらいは時間を稼ぐことができます。その間に、水槽など、必要なものを準備してください。
エサは?いつから与える??
エサは金魚ももらってきてから2日後から与えましょう。ただ餌を与えた場合、水はちょこちょこ変えてくださいね。水槽を買った場合は、そこまでシビアになる必要はありませんが、急遽用意した容器で飼っている人は、ちょこちょこ水を変えてください。
継ぎ足す水は、上記に書いた食塩水です。水槽を飼った人も食塩水を入れてください。
金魚が2週間生き延びたら、徐々に塩が入っていない水に変えていってください。その時、たくさんの水を入れ替えるのではなく、少しずつ何日かに分けて変えてくださいね。
金魚すくいでもらってきた金魚はみんなに追いかけ回されて、かなり弱っています。これだけ手をつくしても次の日に死んでしまう金魚もいます。ですが、生き延びる金魚もいます。1週間生き延びれば、山場は超えたと思ってください。
この山場を超えられた人は、金魚を飼うセンスがあります!自信を持ってください。可愛い金魚を長生きさせるように、最初は頑張ってください。水槽などを用意しちゃえば、あとは簡単です。この山場に比べれば、楽です。
水槽を立ち上げる方法を紹介していますので、こちらの記事も読んでみてください。
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